年中児:絵本のたのしみ!いろいろ!
年中児(はと組)=年中児は、絵本のおもしろさで語彙を増やしています。
絵本の読み聞かせで子どもたちが登場人物の気持ちになりきり、知的好奇心や想像性を膨らませたところで、ペープサートあそびに展開しました。
目的に応じて変化する脳の働き(神経可逆性)を鍛える活動です!
[そらが おちてきた はなし]:ボルネオの民話より え/和歌山静子
ぶたとうさぎは穴をのぞきこんで「きつねさん どうしたの?」穴に落ちて こまった きつねは、「もうすぐ空がどし~んとおちてくるんだ! きみも はやく あなに はいらないとつぶされてしまうよ! 」と嘘をつきました。ぶたもうさぎも、いちもくさんに穴に飛び込みました。きつねは にんまり「どれ、もう いちど そらのぐあいを みてみよう?」と、きつねはぶたとうさぎのうえにのって、あなのそとに出られました。きつねは「そとはいいきもち!」と、 のんびりしていると、おともだちにたすけてもらったぶたとうさぎが「きつねくん もうすぐ そらが どしーんと おちてくるよ!」するときつねは「あっはっは! それは、ぼくがついたうそだって いっただろう!」ところが、そのときです 「わあ! そらが、おちてきた!」と、おもったら、そらは、ぞうさんでした。」
先生の読み聞かせや音読をしながら子どもたちは絵本を1ページずつめくり、すっかりお話が自分のことばとなり語彙を増やしています。
いよいよ、ペープサート作りに展開して紙人形劇の準備です。
先ずはじめに、人形劇の舞台となる大きく深い穴を画用紙いっぱいに、のびのびと絵の具で描きました。
ふかい!ふかい!いろいろなあなが描かれました!
次は、きつね・ぶた・うさぎ の紙人形作りです!線あそびを応用して画用紙と割り箸で人形を作ります。
先生の読む絵本のストーリーと口調に合わせて紙人形劇の「はじまり~はじまり!」
『おおきな 深い穴』の舞台でペープサート(紙人形劇)がはじまりました!
自分で描いた舞台で、子どもたちも先生と一緒に筋書きを語りながら、右手と左手に紙人形を持ち替え、人形を操って演じる楽しさを味わっています。
ペープサートの楽しい活動は、まだまだ続きます!